「聖の青春」を観て

松山ケンイチはすごい、村山聖本物なんじゃないかって思えるシーンがあった。 名人になることを目標にした人生。 病気で人と同じには生きられないとわかっていての、将棋にかけた人生。 不器用でだらしなくてもそれはそれで男らしくて。 一緒に暮らせば苦労…

「この世界の片隅に」を観て

描かれているのは戦時中の広島の日常から戦後まで。戦時中の生活は日々苦しくなるにしても、明るく暮らして描かれていて、その生活がリアルに描かれているように思えた。 戦争が奪っていったものはいろいろあるけれど、だれもが持っている純粋で無垢な心を強…

「ショーシャンクの空に」を観て

アンディは刑務所の中でも人間の心である希望を求める心を忘れないことを望んだ。 世界のすべてが石でできているわけじゃない。そしてその中にあるんだ。誰もたどり着けない、誰も触れられない物が...それは希望だ。 この話は人間の人生の生き方を描いている…

「英国王のスピーチ」を観て

信じることができる友がいる、その事がどれだけすごいことなのかを描いた作品。 「英国史上、もっとも内気な王。」なんてキャッチコピーが付いていたから、コメディー的な話かと思っていたが、友情と言うものの大切さを考えさせてくれる話だった。 信じるこ…

「ボクの妻と結婚してください。」を観て

この映画は、幸せがどこにどのようにあるのかを再認識させてくれた。 とってもとっても素敵な映画だ。 あらすじ テレビ業界で働く敏腕放送作家が余命宣告を受け、愛する家族の未来のために妻の「最高の結婚相手」を探しだす……ある男の一風変わったエンディン…

「湯が沸くほどの熱い愛」を観て

湯が沸くほどの熱い愛、心のうちにある母の熱い愛。 家族愛が題材の映画だが、感動的なだけじゃない。タイトルに違わないやりすぎなくらいの熱く心を燃やす母の愛を描いている。 観る人は以下のあらすじも見ないで見て欲しい。 本当に設定がやりすぎな話だと…

「デスノート Light up the NEW world」を観て

感想は、原作デスノートのワクワクした気持ちを超えられない、でも、デスノートの世界はまだまだ作品として作り甲斐があるとわかった。 あらすじ 東出昌大、池松壮亮、菅田将暉が共演し、大ヒット作『DEATH NOTE デスノート』シリーズの10年後の世界に迫る続…

「永い言い訳」を観て

印象に残った言葉が三つある。 一つ目は、「子育ては男にとって免罪符」 二つ目は、「人生は他者だ」 三つ目は、「自分を大事に思ってくれる人を、簡単に手放しちゃいけない。…ぼくみたいに、愛していいひとが、誰も居ない人生になる」 あらすじ(公式サイト…

「何者」を観て2

この映画について、思ったことは忘れないうちに書いておく。 就活は人生の中で一番辛い時期だった。 こんなにうまくいかないことは初めてだった。 何から手をつけて、どうしたら良いか全然わからなかった。 将来、何をしたいか考えるのも大変だし、やりたい…

「何者」を観て

映画「何者」を観て、最初はなんて言って良いかわからなかった。いつもは話の出来とか、監督の狙いとか、キャストの演技の良さとか考えていたけど、そう言うのは違って、映画をわかった気になるための言葉で納得したくないと思った。今は作品の内容について…